| ■ ID | 186 |
| ■ 種類 | 学会発表 |
| ■ タイトル | Changes in Rock Properties due to Weathering on Sedimentary Soft Rock |
| ■ 著者 | 八戸昭一
Shoichi Hachinohe
埼玉県環境科学国際センター 秋山隆 Takashi Akiyama 中央大学 鈴木隆介 Takasuke Suzuki 中央大学 |
| ■ 出版元 | |
| ■ 出版年 | 2001 |
| ■ 誌名・巻・号・年 | Fifth International Conference on Geogmorphology, 26 August, 2001／Transactions, JGU、8月26日 |
| ■ 抄録・要旨 | 堆積性軟岩の風化に伴う岩石物性の変化傾向を測定し、岩石中に含まれる硫化鉱物の酸化によって生成される硫酸の役割と岩盤斜面に与える影響について考察した。 強度・密度・間隙率および自然含水比などの変化は黄褐色に変色した風化帯よりも深い未変色部で開始しており、その位置は肉眼や分光測色計では特定できなかった。これは岩石中に含まれる黄鉄鉱の酸化によって生じる硫酸の浸透によって形成されたものであり、泥岩よりも高透水性の砂岩の方が厚い未変色の風化帯が形成されることが判明した。さらに、このような風化帯によって岩盤斜面の縦断形が制約されたケースを例示し、斜面発達を考える上でもこの種の風化帯の存在が極めて重要であることを指摘した。 |
| ■ キーワード | 風化、酸化、硫化鉱物、岩石物性、堆積性軟岩 |
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